大阪で目立つファッションは原色やラメ加工のものが多く、明るい派手な服装が好まれています。黒や白を基調にした東京流のモノトーンでシックなファッションとは対照的です。
歴史的には江戸時代から明るい派手な着飾りが好まれていたそうで、商都大阪の経済力と京都の服飾技術が組み合わさり、また明治以降は神戸から洋装技術も導入され繊維業も栄えて、大阪は常に最先端ファッションの発信地となっていました。
このような歴史的土台と大阪人の元気で賑やかな気質が反映されて、派手な原色ファッションが脈々と受け継がれてきています。
大阪人は流行に対しては受け身になることなく、自分たちでファッションを作っていく伝統があるようです。(2012年8月)