中之島4丁目には現在、大阪市立科学館と国立国際美術館があります。
大阪市立科学館は大阪市制100周年事業の一つとして関西電力が1989年(平成元年)に寄付したもので、プラネタリウムが人気を集めています。
国立国際美術館は大阪万博の時に千里の万博記念公園内に建設した国際美術館の老朽化に伴って中之島に移転・新築したものです。天空に突き刺さるようなモニュメントが特徴で、デザインは世界的建築家のシーザー・ペリによるものです。
この2館の北側遊休地に新しく大阪市立近代美術館の建設が計画されていますが、大阪市の所蔵作品ばかりでなく大阪府所蔵の現代美術作品なども含めて、世界から注目を集め、集客力の高い美術館を目指す方針で進められています。
この美術館が整備されると、中之島4丁目はミュージアム3館による大規模な文化センターゾーンとなり、中之島ミュージアムアイランド構想を大きく推進することになります。 (2013年12月)