路地裏カルテ No. R-002 名称:中崎西1赤屋根の路地
場所:大阪市北区中崎西1丁目
路地裏指数:68 ==モーレツ雰囲気のある路地裏ですね==
印象:キッチュな造りの小さなカフェでこのまんま童話の中の絵になりそうです。わざとではなくて、屋根も床も傾いているのが裏町の風情を強めています。その傾いているのが「赤い屋根」というのは強烈な印象ですね。似顔絵を描く若い女性の画家もこの風景には「はまり役」です。
(清水h.2015.9)
路地裏カルテ No. R-004 名称: 中崎町路地
場所:大阪市北区中崎町界隈
路地裏指数: 72 ==モーレツ雰囲気のある路地裏ですね==
印象:中崎町は繁華街梅田のすぐ裏側で、周りにはマンション群が押し寄せているようだ。京都の祇園あるいは先斗町の町屋の二階建とは異なり、ここは曲がりくねった道に連なる無秩序の庶民の街である。昭和時代にタイムスリップした昭和レトロ調があり、子供時代が昭和の中頃であったわれわれには思い出深く懐かしい。しかしながら、私の感傷とは関係のない若いカップル、家族連れ、そして海外の人などの多くの観光客がこの地を訪れているようだ。
家の外壁はそのままで内側を改装し、観光向けのショップとしている。
一番多いのがカフェ、次いで趣味・雑貨の店、ギャラリー、衣料品店等であるが、
防犯カメラ設置の看板が多いのは、安普請の建物の所為なのか?
中崎町の路地裏を見て回るだけで、なんと1時間半も要する。今回は店に入って
観察する時間がなかったが、趣きのあるカフェもあり、次回はそこで時間を過ごしたい。 (三塩2015.9)
路地裏カルテ No. R-005 名称: 中崎西路地
場所:大阪市北区中崎西界隈
路地裏指数: 70 ==モーレツ雰囲気のある路地裏ですね==
印象:梅田茶屋町ロフトから、距離にして東へ数百メートル、歩いて5分もかからない所にこの一角がある。高層ビルの谷間に、築100年を超えると思われる古びた長屋群が、いわば忽然と現れる。迷路のような路地を入ると、洒落たカフェや雑貨屋・ギャラリー等が散在して、昭和時代にタイムスリップしたような不思議なワクワク感を感じさせる。街全体が路地裏探査の対象になる。驚いたことに、雑誌や地図を持った若者が、次々と通りから路地へと消えていく。
このエリアは、大大阪と称された時代に建築された住居が、第二次世界大戦の大阪大空襲での焼失を逃れ今も現存しているという貴重な場所であるが、ここ10年位で魅力的な路地裏の街として、生まれ変わりつつある。この地区が今のような街に変貌したきっかけは、2001年に西尾純さんが草分け的なカフェ(「Salon de AManTo 天人」写真左上)を作ってからだという。通りからは、路地裏にこのような店があるとは想像できない。覗き込めば、中には若者が数人、コーヒーしたり、何か作業等に熱中していたりする。
中崎町のこの界隈は、とある「まちあるき誌」では無国籍シテイと紹介されていたが、そういう感じをたっぷりさせている雑貨店・ギャラリーなどがこの界隈には沢山存在し、ふらりと入ってみようかなと魅力をそそる。(室井2015.9)
路地裏グルメカルテ No.G-001 名称:中崎町「八番」
夏の名残りの暑さの中、若者でごった返す梅田茶屋町を後に中崎町に向かう。
中崎町は10数年前に勤務したことがある街。その時以来に足を運んだ。
久々にぶらぶらする街角には、長屋を改装したおしゃれなお店が構えている。
そんな中で地下鉄中崎町駅に近いところに中華食堂「八番」が以前のまま営業を続けていた。メニューも当時そのままで、値段もサラリーマンにはうれしい価格、ラーメン300円と以前とほとんど変わってない気がする。
どこか昔懐かしく、駄菓子屋が似合うような何となくほっとする空間にタイムスリップした錯覚にとらわれる。日が落ちかけ涼しい風が心地よく街ブラの疲れをいやしてくれた。(吉田2015.9)