-高次都市核としての新美術館の展望-
①世界中からファンが集まる!
インバウンドの来訪者に人気の「大阪の日本画」や女性画家など大阪の作家を掘り起こし、「グタイピナコテカ」とともに新たな視点で美術史を発信していく。
②街と美術館がONE TEAMに!
大阪中之島美術館がこの街の顔であると同時に、街がこの美術館の顔でもある。パッサージュ・アートデッキ・広場によって街と美術館がONE TEAMとなる。
③子供たちのファンが育つ!
進行中の子供たち向けイベントを続けて、子供ファンを増やし次世代へと繋げてゆく。「こどもの日」には鯉のぼりも美術館の広場いっぱいにはためく。鯉のぼりの景色は訪日客に人気の風物詩で人を集める。
④美術展とJAZZイベントとのコラボも!
美術館コンサートはクラシックが一般的だが、佐伯作品やGUTAIの作品などにはむしろJAZZの共感性が高い。
美術展のテーマに沿った即興ライブもできる。子供たちは前方の桟敷席で自由に楽しむことができる。
⑤企画展も40年熟成の味!
構想から40年かけてオープンしたギネス物の美術館、そこには熟成した研究の蓄積がある。コレクション展も企画展も深い熟成感を醸し出して来館者を圧倒する。
⑥ネットワーク構築によるさらなる広がり!
大阪や関西の美術館などと連携して統合したネットワークを構築し、多言語発信やデジタ ル化により、全国や広く海外の多くの人々に魅力情報をいち早く伝える。(2023.1.20)
兵庫県立美術館のJazzイベントは集客力があり、④の参考になる。清水治彦:撮影