中之島は現在でも文化施設の集積する大阪のシンボルアイランドですが、今後この中之島周辺で美術館への転用構想が話題になっている歴史的建造物として大阪府立中之島図書館があります。また三井住友銀行(旧住銀本店ビル)も将来の転用に際しては美術館としての再生が期待されています。
大阪府庁舎本館をはじめ、これらの歴史的建造物が次々に美術館に生まれ変わると、大阪の都心部は居住者や観光客もさらに増えて、どんどん楽しい街になっていくでしょう。
中之島が「大阪ならではの個性的な美術館群の島」となるように、官民のパートナーシップを活かしてそれぞれの歴史的建造物の転用・再生を具現化していくことが急務と考えられます。(2012年3月)