堀江界隈、オレンジストリート周辺は最先端のファッションカルチャー発信の街として、ファッション誌のスナップスポットなどになっていますが、歩くと本当に楽しい街です。
全長800メートルの「立花通り」は古来「橘通り」と書かれており、ミカン科の樹木である「橘」という字に由来して「オレンジストリート」の名前が生まれました。
歴史的に見るとこの通りは道頓堀川の舟運を活かして家具の店が集積しており、高度成長期には全国有数の家具店街として栄えていました。現在でもインテリアやファニチュアのお店が多いですが、その間を埋めるようにファションブティックやカフェが建ち並んで、とても個性的な街になりました。
(2012年8月)