松竹芸能(本社・大阪市浪速区)は大阪市中央区道頓堀の旧角座ビル跡地で、2013年7月28日(日)に128席の演芸場「道頓堀角座」をオープンしました。かつて道頓堀五座の一つだった「角座」の名称を5年ぶりに復活させています。
角座は1960~70年代には1100席の演芸場として上方演芸の殿堂的存在でしたが、客の減少で84年に閉館。跡地に建てた施設内で04年に「B1角座」(120席)として演芸場を再開場していましたが08年に閉館し、以後13年6月末まで通天閣(同市浪速区)地下の劇場で週末に興行を続けていました。 新しい「道頓堀角座」は、昼は寄席、夜は若手芸人のライブなどの興行が目白押しで、タレントスクールや本社事務所も併設し、観光客が楽しめる「角座広場」にはお笑い芸人が観光案内をしてくれる観光案内所も併設、たこ焼きやオープンカフェ、イタリア料理が楽しめる飲食店などもあります。
(2013年8月)