特定非営利活動法人
大阪再生プラットフォーム
設立発起人一同
大阪の地盤沈下がいわれて久しいが、本格的な都市間競争を迎えている今、大阪の経済・文化の活性化や安全・安心で快適な市民のためのまちづくりを導くためにも、市民、企業、行政が一体となった取り組みが喫緊の課題である。
大阪では平成14年より、ハード面においては、都心部が都市再生緊急整備地域に指定を受け開発整備に関わる様々な動きが活発化してきている。またソフト面においては、在阪の自治体・経済界からなる「花と緑・光と水懇話会」および「水の都大阪再生協議会」(平成22年度より統合され「水都大阪推進懇話会」)が組織され、21世紀の大阪のまちづくりの方向性について論議されている。
このような動きに呼応して、都心エリアの安全で安心なまちづくりを推進し、地域社会の付加価値を高め、快適なコミュニティづくりを目的とした推進組織を立ち上げる。まちづくりを推進するにあたって任意団体としての活動には限界があり、活動の趣旨からもNPO法人が最適と判断し、NPO法人を設立しその責任を果たしながら、広く公益に貢献することとする。
またイベントなどの展開により人々の多様な参加・交流の機会を創出し、市民レベルでの議論を活発化させるとともに、自治体や経済界とも連携をとったネットワークにより、街の再生への骨太な思いを共有できるプラットフォームづくりを目指していきたい。
さらに個人のビジネスワーカーも積極的にメンバーに加えることで、機動的・弾力的な、より実効性のある多彩な活動の推進を目指すものとする。
本法人は、都市再生緊急整備地域に指定された大阪市都心区域等を中心とした地域において、地域活性化を目指したまちづくりに関する事業や地域の防犯・防災に関する事業を行なうことにより、品格あるまちづくりの推進並びに地域の安心・安全を図ることを目的とする。
平成18年11月14日